あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします!

「おとなつやすみ」ロスと言いますか、燃え尽きたと言いますか
年末の忙しさにかこつけてなかなかブログに手が伸びませんでしたが
またちょこちょこと書いて行こうと思いますのでよろしくお願いします。

年末の事も書きたいとこですが、まず新鮮なうちに今回の帰省のことを。

「おとなつやすみ」ほど気合いを入れずにサラッと書きたいと思います。

29日に営業を終了して30日は大掃除。
なかなか手間取りましたが普段あまり出来ないとこも掃除してスッキリとした
気分で夜中に東京を出発しました。

高知は冬はあまり波が無いのですが一応ボードは積み込んで。
乗り納め&初乗りといきたいとこですがどうでしょう。。

渋滞もなく順調に約10時間で室戸に到着です。

家に帰る前に早速波チェック。

 

 

 

 

 

まぁ。予想通りです。。

天気は最高。気温も上々。とても大晦日とは思えない景色ですね。
車も窓開けて走らないと暑いです。

これだけ無いと諦めも早い。

年の瀬で失礼は承知ですが「かまんききいや!」と言う言葉を鵜呑みにして
室戸市の端の山深く中川内地区のゆず農家であり猟師でもある山下さんのところを訪問。

海岸線から細〜い山道を15分ほど入るとなんとも素晴らしい環境が。
地元とは言え来た事が無かったのでこんなとこがあるのは知らなかったです。

 

 


 

 

 

目の前の山には猪や鹿が、川には鮎や川海老。
川の向こうには稲作の田んぼや畑。柑橘もたっぷり。

ほぼ自給自足の生活をしてるって話も頷けます。

山下さんは高知で1番猪を撃ってる猟師らしいです。

いや〜ここも食材の宝庫ですね〜。

近いうちにここからの食材も紹介出来ると思いますのでお楽しみに。

おしゃべりに夢中であまり写真は撮ってないですが、夏は泊まりで
遊びに来いと言ってもらいましたので遠慮なく行きたいと思います。

ほんと良いところでした。
室戸の縦のラインはまだまだ色々お宝が眠ってそうです。

家に帰って晩飯喰ったら寝ないで運転して来た疲れがどっと出たのか
こたつの中で爆睡。

年越しそばが出来たからと起こされた時には紅白も終わって
ゆく年来る年が。

 

 

 

 

お母ちゃんの作った年越しそばを食べてほどなく年を越しました。

 

良い1年になるといいですね。

 

 

 

さだまさしって達者だねぇ。

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.17

7日目 その2

 

最後に訪問したのは「うみ路」の蜂谷君。

 

 

 

岡山から室戸に移住している蜂谷君は海洋深層水を使ってスジ青のりやトコブシを養殖しています。うちでも去年から使っているので馴染みのかたも多いですよね。

この仕組みで学生時代に学生ビジネスプランコンテストで文部科学大臣賞を受賞しているそうです。凄いですね〜。何度か見学させてもらいましたが確かに面白い方法で養殖しています。

詳しく知りたいかたはこちらをどうぞ。

四国びと

ここも最近は帰る度に邪魔しに行ってます。
いつも邪魔しに行ってるのでそのうち怒られそうです(笑)

室戸を元気にしようと奮闘している蜂谷君。
でもぼくのことが苦手なんでしょう。なかなか心を開いてくれません(笑)
本人は否定してますが(笑)

いいんですよ。ぼくあまり人に好かれるほうではないですから。
若いころから自覚しております。

また邪魔しに行くけどね!

 

さて今回の訪問は以上でおしまい。
まだ行きたかったところは多々ありましたがまたの機会のお楽しみとします。

天気も良いので帰る前に「室戸スカイライン」の頂上から。

 

 

 

300°近く(多分)海が見渡せる眺望です。
室戸岬がいかに尖ってるかがわかりますね。

ここもTHETAで撮ったのですが・・後で差し替えます。

 

 

 

日本に5カ所しかない第一等フレネル式レンズを備えた室戸岬灯台。

光達距離26.5海里は日本一です。

 

 

マニアにはそこそこ有名な廃墟レストラン。
「スカイレスト ニュー室戸」です。ニューって付いてるけどもちろん旧は無かったと思います。

自分で写真撮ると変なモノが写りそうなので写真は拝借。

ハウルの動く城(観てないが)を思わせる当時としては斬新なデザイン。
いや、当時だからこその70’sデザインなのかもしれない。

 

 

見る方向によって表情を変える不思議な建物。

こんな写真まで(笑)

 

 

ぼくが幼少の頃出来たのですが確か数年で閉鎖。一度も行くことは無かったですが
今思えば一度くらい行ってみたかったなぁ。
当時はスカイラインが有料で700円ぐらい取られてたので利用者は少なかったでしょう。自転車でも50円だか100円だか取られてましたね。
料金所の先に階段で登れる入り口があったのでどうしても登りたい時はそこから入ってたような気がします(笑)

建設費を回収したいがために高い料金設定をして利用者が増えず、当時有人の料金所だったので人件費すらまかなえず料金所自体が数年で閉鎖して無料化するという
典型的なダメなパターンのお国仕事ですね。

今ここを再建したら面白いのだろうけど、築40年以上かつ過酷な自然環境下で躯体自体がやられてるだろうし難しいだろうなぁ。外観をあまり崩さず建ってるほうが不思議なくらいかもしれません。
オバケも出ちゃうだろうしね。

果敢にも内部に入ってレポートしてる人もいるのでリンクは貼りませんが気になる人はググってみてください。
ぼくは近づきません。

あまりちゃんと調べたこともないので何年にどこが母体で建てられて誰が設計者なのか、どんな料理を出してたのか調べてみたいと思います。
当時の写真もほぼ見かけたことがないし、回りで行った事があるって人もいない気がします。

全く書くつもりが無かった廃墟レストランの事をなにかに導かれたように長く書いてしまいましたが「ぼくのおとなつやすみ」はこれで終了です。

 

2ヶ月以上経過しましたが色んな人に迷惑かけつつもほぼ高知の端から端まで
巡った7日間は今でも鮮明な記憶となって残っています。
お世話になった皆様に心から感謝いたします。
ありがとうございました。またご迷惑をかけに遊びに行きますので懲りずにお相手お願いします。

 

あと今回何度か名前が出て来たなんとかダイニング。嬉しそうに話してる人もいたのであえてなにも言わなかったですがぼくにはあまり良い印象はありません。
なんとなくですが。備忘録として残しときます。

 

 

 

 

最後は崎山で炎天下の中、畑作業をしていたおばあちゃん。
道を聞いたら畑の畝をびっくりするぐらいの身軽さでひょいひょいと飛び越えて
汗だらっだらで丁寧に道を教えてくれました。
あまりにかわいいおばあちゃんだったので写真を1枚と言うと
「いや〜はずかしいっちゃ〜」と。高知の女の人はだいたいこのセリフを言ったあと満面の笑みで答えてくれます(笑)

おばあちゃん。ちゃんと水分取りよ!

 

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ」を最後まで読んでくれた希有な方ありがとう
ございました。「ぼくの○○ふゆやすみ」(未定)をお楽しみに。

 

 

 

さて今後ブログは何を書けばいいのだろう・・

 

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.16

7日目

 

引っ張りに引っ張った「ぼくのおとなつやすみ」もいよいよ最終日。
冬になる前に終わりそうで良かったです。

夕方には高知を離れますが今日も早起きしてダメもとで海チェック。

 

 

こりゃ無理だね・・

今回は地元では入れなかったけど已む無し。自然が相手ですからね。

 

 

気を取り直して今日は今回最も訪ねてみたかった所の一つ。
土佐あか牛を放牧で飼育している山口さんのところへ。

 

土佐あか牛は今高知で最も注目されている食材のひとつでは
ないでしょうか。
地元ではあるのですが時間が取れるかどうかわからなかったので
直前にアポを取ってもらいました。

 

昨夜音楽フェスで訪れた佐喜浜町からしばらく山に入って行くと
突然山が開け大草原が現れます。

こんな場所があるとは知らなかったなぁ。

 

 

山口さんです。

 

 

 

土佐あか牛は「褐毛和種」という種類の和牛で、その中でも「褐毛和種高知系」は
2000頭しかおらず、国内和牛180万頭のうち0.1%で「幻の和牛」と言われてるそうです。そのうち年間出荷量が約700頭で和牛生産量のわずか0.2%!で高知県内でも稀少で入手も困難だったりします。

「褐毛和種」は高知系と熊本系の2種があるようですね。

ここ数年の赤身肉の人気もあって旨味の強い赤身と程よい霜降りで
バランス良いあか牛の人気は跳ね上がり値段もまぁ跳ね上がってます。。

 

山口さんはその希少なあかうしをより自然に近い状態で育てたいと放牧にこだわって飼育しています。

 

 

 

 

早速牧場を見学させてもらいました。
なんか不審者が来たなと警戒気味なあか牛たちでしたが
好奇心旺盛な仔牛が興味を示してきました。

 

 

ん、、

 

 

 

近づいて来た。

 

 

 

 

 

 

近い近い。

生後数ヶ月ぐらいでしょうか。人懐っこいですね。

 

 

 

 

親牛もまつげが長くてかわいいです。

気性も穏やからしいですが優しい顔してますね。

 

 

 

この山奥の静かな環境でのんびりとストレス無く育ったらより穏やかになるのかもしれませんね。
せっかくI社のE君から貸してもらったTHETAで360°の写真を撮ったのを見せたかったのですがアップがうまく出来ないのでとりあえず静止画で。後日修正します。

ここでフェスやイベントやるのもおもしろそうだなぁとちょっと思いましたが
あか牛の迷惑になるのでやめましょう。

 

 

 

牧場の隅に何かの象徴のように建ってる木組み。

何かと思ったらあか牛の日よけの休憩所だったのですが先日の台風で屋根が吹っ飛ばされたらしいです。

厩舎も被害が出ていて修理中の忙しい中時間を取ってくれたみたいです。

すみません。。

 

 

 

山口さんには今度帰って来た時にはここでBBQをやろうと誘っていただきました。突然のアポで訪問したにも関わらず山口さんも気のえいおんちゃんでしたね。
信吾さん信吾さんと慕われてるのが良くわかりました。
まぁあまり年の変わらない僕も十二分におんちゃんですがね。

山口さんまた遊びに来ますんでよろしくお願いします!
お土産までいただきありがとうございました!

ここには書けないオフレコの話が1番おもしろかったです(笑)

佐喜浜面白いなぁ。

 

さて最後にもう一件顔出してから帰ります。

 

その2に続く

 

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.15

6日目 その3

さて続いては室戸を拠点に活動している3ピースインストバンド「PISTOL JAZZ」の瀬戸君のところへ。
なかなか濃いメンツが続きます。

 

pistol

 

瀬戸君率いる「PISTOL JAZZ」は地元の幼なじみ3人で結成し、地元を中心にライブ活動しネット配信等によりポルトガル、ベルギー、ブラジル等海外のラジオ局に紹介され評価されてます。

独自のやり方が興味深く彼も無類のバイク好きと言う事もあり、今回是非会って話したかったのです。

上の写真は四国八十八カ所最御崎寺の本堂で行われたなんとも罰当たりなライブです(笑)このライブは見たかったなぁ。

 

瀬戸君です。

瀬戸君は漫画「美味しんぼ」の高知編で海原雄山に地元料理の説明をする役でも
登場しています。

 


 

音楽の事からはじまりバイクの事、地元の事と話は尽きず、直接は初めて会ったのですが地元に帰って来て旧知の友と久しぶりに話してる錯覚に。

本当は一杯やりながらじっくり話したかったのですが、今日はこのあと瀬戸君の地元佐喜浜町で音楽フェスがあり出演するため手短に。

一時帰宅後、お誘いいただいたので小さな町の小さな音楽フェスを見に行く事に。

 

 

会場は佐喜浜幼稚園跡地。

 

 

 

 

なんとも風情のある建物。
近くに友達の家があるのだけどここに来るのは初めて。

 

 

 

老若男女が集い独特の雰囲気を醸し出しています。

 

 

 

 

教室をステージに。

 

 

 

坂口恭平とか七尾旅人あたり呼んでやったらハマりそうだなぁ。

 

 

 

 

 

お手伝いのおばちゃん達。もといお姉様方。いい笑顔。

 

 

 

 

インドネシアからの短期留学生。

何故か東京にいる時より英語を話す機会が多い(笑)

 

 

子供達も楽しそう。

 

留学生と卓球で戯れる漁師のじいさま。

 

正直なんの期待もせず今年はお祭りにも行ってないのでそんな雰囲気がちょっと味わえればなぁぐらいで来たのだけどなんだここは。
昔見た岩井俊二だか誰かの映画のワンシーンに紛れ込んだような気持ちにさせられる。ほんと良いフェスでした。

主催の民宿徳増の徳増君にも挨拶しようと思ったのだけど既にデロンデロンの状態だったので(笑)それはまた今度に。多分がんばった分飲み過ぎちゃったんだろうなぁ。

すぐ前にはいい感じにヤレた神社とちいさな港。
ミュージシャンを目指し挫折するコテコテの青春ものでもいいし、「共喰い」みたいなドロドロのでもいいだろうけどここで一本映画撮れるね。
誰かやらないかな。

瀬戸君を中心に若者が集まって音楽で地元を盛り上げようという動きがあり、
室戸の老舗のバー「進出」でも「進出JAM」という定期イベントを開催しにわかに
室戸の音楽シーンも盛上がって来てる感じです。今後が楽しみだなぁ。

次の帰省では瀬戸君と若者達と飲もうと約束をしときました。

瀬戸君ありがとうございました! いい時間が過ごせました。
そしてこのタイミングでPISTOL JAZZがインディーズレーベル「ウルトラヴァイブ」からのオファーによりCDが全国発売される事になりました!

 

自主制作で発売っていうのじゃないとこがいいね。

若者にも良い刺激になったでしょうね。

みんな買ってね!

さて残り半日です。

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.14

6日目 その2

 

続いては土佐備長炭窯元「炭玄」さんにお邪魔しました。

 

 

 

 

ここには最近帰省する度にお邪魔と言うより単に邪魔しに来てます。

最初はSNSで室戸で勇ましい若者達がなんか面白そうな事やってるなぁと知り、
直接アポを取って是非窯を見学させてもらいたいとお願いしたのですが、全く面識の無かった僕をとても気持ちよく迎え入れてくれたのでした。

 

 

 

代表の黒岩君です。

 

 

 

ここ室戸市吉良川町は昔から備長炭の一大生産地として名を馳せてましたが
炭の需要の減少や中国産の台頭により窯も相当数減少してしまいました。
残ってる生産者も高齢化し消滅を待つばかりだったようです。

また高知県全般に言えることですが(と言うより全国地方全般かもしれませんが)
地元に居たくても仕事が無いという問題を抱えています。

特に高知出身者は高知が大好きな人が多いのですが、ほとんどの人から「帰っても仕事がないきねぇ」という言葉が出て来ます。

黒岩君は仕事が無いなら自分で作ろうと模索してる際、中国産の炭の輸出入に規制がかかった事を知り、国産の炭の需要が増えてくるだろうと一念発起し今まで全く縁の無かった炭窯に飛び込みで弟子入りしたそうです。

見るからにわかりますが(笑)体力には相当の自信のあった黒岩君も想像以上の
過酷さに当初はかなりしんどい思いをしたそうです。

当時は「なんで今更炭焼きや?」と言われたらしいですが、先見の明があったのでしょう国内産の需要は増え修行後独立した黒岩君のところには県内外から複数の弟子が入り独立をし、窯の数も増えて来ています。

うちの店の近所で働いていたという人もいてびっくりしました。

昨日訪問した近藤君も炭玄から巣立ちました。

 

 

炭を使った新しい商品の開発にも余念が無く、地域イベントにも積極的に参加して
炭作りだけでなく雇用を増やし地域の活性化にも尽力する黒岩君は室戸だけではなく高知県内でもなかなかの有名人となっています。

 

 

 

 

 

こちらは先日発売された備長炭入り塩です。
炭はデトックス効果があると言われてますので身体に良さそうです。
白い皿に散らして飾り塩として使うのも面白そうですね。

 

 

 

 

 

 

この窯で原料であるウバメガシを炭化させます。

 

 

 

 

 

火の炊き方で出来映えが違ってくるので経験がモノを言う職人仕事ですね。

 

 

 

 

 

窯の上部は亀の甲羅のようなドーム型になっており、この形状で熱の対流が変わってくるので窯作りも経験値がモノを言う重要な仕事ですね。
豪快かつ繊細な作業です。

 

 

 

 

上2枚の写真は今年の正月に初窯出しを体験させてもらった時のですが、冬でももの凄い熱量なので真夏は相当しんどいでしょうね。

 

室戸は備長炭の原料であるウバメガシが群生している地域ではありますが
当然限りある資源ですので炭玄は循環型を目指し植林等次世代にも繋げる
活動や間伐材を利用した商品にも着手しています。

山は手を入れないと死んでしまいますからね。

今後も炭玄の活躍には目が離せませんね。

 

備長炭は紀州、土佐、日向と3大有名産地がありますが
この数日後土佐備長炭が51年ぶりに生産量日本一に返り咲いたという
嬉しいニュースが飛び込んで来ました!

炭玄を筆頭に高知の炭窯には今後もがんばって欲しいですね。

安い炭と違って上質な備長炭で焼くと香りが違いますね。
是非「高知の日」でお試しください。

 

黒岩君また邪魔しに行きます。
次は杯を交わしながらゆっくり話したいですね。

 

その3に続く

 

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.13

6日目 その1

 

そろそろ肌寒くなって来ましたがもうちょっと「おとなつやすみ」です。

 

ずっと運転してた疲れがどっと出たのか自宅に戻って安心したのか昨夜は
帰って来るなり泥のようにと言うより泥となって寝ました。

とはいえ今日も6時起床で無理だろうなと予想しつつ波チェックに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄いことになってます。

 

ただ形は奇麗に入って来てるので遠目で見る分には素晴らしい波に
見えるのですが、こんなのに入ったら間違いなく死にます。。。

もちろんローカルも誰一人入ってませんね。

 

 

 

 

 

台風が直接来てる時はぐちゃぐちゃで波もこんなもんじゃないのですが
うねりだけ入って来てるので天気もいいし風も無いし奇麗で見飽きないですね。

 

 

 

しばらく見入ってましたがまだ朝7時。早朝に来れば作ってるとこが見れますよと言われていた創業77年老舗の「山本かまぼこ店」にお邪魔する事にしました。

地元では大人気ですが誰もかまぼこ店とは言いません。
大体山本のてんぷら屋って呼ばれてますね。
高知ではさつま揚げ的なものも「てんぷら」と言います。
海老とかイカのももちろん「天ぷら」です。

「高知の日」でも紹介してますが「かまぼこトーフ」人気ですね。
子供の頃から食べ慣れてるというのはもちろんあると承知してるのですが
高知県内外含め色々食べた中でやっぱり室戸の練り物がダントツ好きですね。

若干甘めに出来てるのですが、これはまだ室戸がマグロ漁が盛んなころマグロ漁船に積み込んで持って行く際に、当時は糖分を取れるものも少なかったので甘めが好まれた為とのこと。

 

 

いつも元気な3代目山本夫妻です。

 

 

 

ここは素材にこだわってるのはもちろんの事、いまでも手作りにこだわって熟練の職人さんが早朝からかまぼこを作ってます。

職人歴50年だか60年だか忘れたっていう職人さん。
佇まいが違いますね。

 

 



玉子入り大丸かまぼこ。

中にゆで玉子が2個入ってます。

これ地方の美味いものランキングみたいなテレビで1位になってましたね。

農林水産大臣賞も貰っている先代がかまぼこを作るというのでかぶりつきで見学。

 

 

 

 

 

まるでマシーンのようなスピーディーかつ正確な見事なコテ裁きに惚れ惚れしながら見入ってしまい「いや〜おもしろいですね〜」と言うと

「おもしろいやろ?けんどやりゆうほうがもっとおもしろいで!
ほんでようやめん。」と。

 

朝っぱらから深い強烈なお言葉をいただきました。

 

そんな職人気質満載の先代はモノクロのほうがしっくり来る気がします。

 

 

 

 

おんちゃん、なかなか渋う撮れちゅうやろ?

 

 

 

 

 

 

揚げたての熱々てんぷらをごちそうになりました。
これ食べたことある人はわかると思うけどたまりません。

 

 

 

息子さんの粘土細工。
飾ってあった絵も上手でした。
手先の器用なDNAはちゃんと受け継がれてるようです。
せっかくこんなに良いネタがあるので今年の冬は本気のおでんをやろうかな。
朝早くからお邪魔しました。久しぶりの揚げたててんぷら美味かったです。

近所なのでまた来ます。
その2に続きます。

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.12

5日目 その2

 

大岐の浜から四万十市、四万十町を経由して再び仁淀川を目指します。

 

途中M君がお土産を買うために「四万十ハマヤ」さんにより道。

 

 

 

 

 

ここは地方スーパーとして色々と面白い事をやっています。
鰹のオリーブオイル漬けや鰹のオリーブオイルパテは先日の
フーデックスジャパン2015で金賞、銀賞受賞してましたね。
フーデックスジャパンで試食させてもらいましたが美味しかったです。

お土産人気ランキングでも宗田だし醤油についで2位になってます。
今後も注目ですね。

 

今日も時間が無いので昼ご飯も食べずにひたすら仁淀川へ。

完全無農薬、不耕起栽培で生姜を作ってる「まんま自然農園」さんや
(高知の日でも紹介しましたがパンチのある生姜を作ってますね)
四万十ポークの飼育場、無農薬の葉にんにくの「アースエイド」さん等
訪問したかったのですがこちらも次回ですね・・

 

 

 

走りっぱなし4時間ほどで着きました。仁淀川。
悪天候が続いていたとはいえ仁淀ブルーの片鱗は見せています。

 

それにしてもこの辺りは山の傾斜に密集した家とかこういうジブリ映画に出て
きそうな雰囲気の建物が多いですね。

 

 

NHK新日本風土記の「仁淀川」の回を見てM君がどうしてもこの岩から
飛び込みたいと熱望してたのです。
「仁淀川」の回はかなり名作ですので再放送をチェックしてみてください。
沢渡茶の岸本君も主役級で登場しています(笑)

 

 

 

 

1番高いところで5mぐらいでしょうか。

 

 

 

 

海ではよく遊びますが川で遊ぶのは相当久しぶりです。

 

 

 

 

 

 

浅瀬とはいえなかなかの透明度です。
写真奥のほうで泳いでるのは稚鮎っぽかったです。

下から見るとそうでもないのですが岩の高さ5m強プラス自分の身長に
なるので上からだと結構恐怖感があります。
波乗りでも岸からみてるぶんには大したことない波も入ってみると
思ってた以上にデカかったってことは良くある事です。
基本高いところは得意ではないのですがせっかく来たからにはやらないと。

 

子供の頃にも岩場から飛び降りたり、危険なところを渡ったり。
それが子供にとってのイニシエーションだったことを思い出しました。

飛び降りれるやつ、降りれないやつで区別されちゃうんですね。

 

 

まずはM君のダイブです。

 

躊躇する気持ちわかります(笑)
これ3〜4回目のチャレンジですけど躊躇しちゃうんですよ。

 

僕のおとなのイニシエーション。
何に対する儀式なのかはわかりませんがポイントは岩より更に上に
ジャンプしてるところです。
iPhoneのスローで撮ったのでちょっと長いです。。

 

 

楽しくて5〜6回飛び込みました(笑)

 

 

一大イベントも無事終わったので満足して空港に向かいます。

高知の名士シリーズ肝心の坂本龍馬を見に桂浜にも行く予定でしたが
飛行機の時間が微妙だったので中止。
M君はまた今度龍馬を見に来るそうです。

 

 

さようなら。

 

 

 

 

 

 

お疲れさまでした。

これで明日からの天気は心配しなくて良さそうです。

 

 

空港のある南国市近辺は「土佐ジロー」を飼育してる島崎さんや、
ゆずたまの「ヤマサキ農場」、「ごめんシャモ研究会」等鶏系で
訪問したいとこがあったのですが、アポ無しでこの時間から訪ねるのは
さすがに失礼極まりないと思いまた次回に。
この辺は近いですし5年ほど生活してたので気軽に来れそうです。

 

今日は早朝からおとなつやすみらしく遊んでばかりだったのですが
安芸市にある土佐備長炭工房「 一 - ichi- 」の近藤くんのところにお邪魔しました。

 

 

室戸の「炭玄」で修行し、今年独立した近藤君。

元々養護学校の教諭をしていたのですが、卒業生にあまり就職先が無いらしく
そういう人にも雇用機会を増やしたいと炭の道に入ったのです。
素晴らしい動機ですね。

藤沢の「にこにこ農園」の井上さんも同じ経歴でがんばって農園をやっていますね。

剣士でもある近藤君は先日欧州遠征もして来たばかり。
かなりの使い手のようです。
しばらく留守にして窯をほったらかしにしてたので窯がかなり
機嫌をそこねてたらしいです(笑)

近藤君と沢渡茶の岸本君、以前お店に来てもらったことのある新谷商店の
新谷君の弟がなんと同級生!
世の中狭いですね〜高知が狭いのかな?

日暮れ時にお邪魔したのにも関わらず気持ちよく迎えてくれた近藤君。
独立したばかりでまだまだこれから大変な事は山積みだとは思いますが
益々がんばって欲しいです。応援してます。

もうちょっとゆっくり色々話たかった。よねぇ?(笑)

その前にまず自分ががんばれよ!と人に言われる前に自分に言い聞かせて
帰路に着きました。

22時ぐらいに久しぶり感のある室戸に到着。
足摺から室戸まで。長い長い5日目が終わりました。

 

 

 

高知広いなぁ。

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.11

5日目 その1

 

シルバーウィークも終わりなつやすみどころかあきやすみも終わってしまいましたが「ぼくのおとなつやすみ。」はまだまだ続きます。

 

今日も朝5時起床。毎日早起きである。

朝イチで波乗りにと思ってはいたのですがやはりゲストのM君の意見も
尊重しないとなという事で、意見を聞いてみたところ、明るい時の足摺岬に
行きたいとのこと。

確かに昨日は薄暗くてあまりちゃんと見れなかったのでまずは足摺岬に。

 

 

 

 

 

今日も良い天気です。

 

 

さてここで温存してきた高知の名士シリーズ「ジョン万次郎」こと「中浜万次郎」です。
万次郎も龍馬伝ではうちを贔屓にしてくれてるあの人がやってましたね。

正直万次郎も高知ではそう多くを語られる事が少ないように感じますが、
これが調べ出すとおもしろいおもしろい。

貧しい漁師町に生まれ、家を出て宇佐(先日訪れたとこですね)の漁師になり
遭難し、鳥島に漂着してるところをアメリカの捕鯨船に助けられハワイに。
そこから船長に気にいられ日本人で初めてアメリカ本土に上陸し学問を学び、
世界中を航海した後に日本に戻り、通訳として活躍、しかしスパイ容疑もかけられとざっとこんな感じですが、調べれば調べるほど興味深い。
昨日中浜の生家近くにジョン万次郎で大河をという看板を見かけましたが
充分おもしろい大河ドラマが撮れると思うのですが、多分やらないだろうなあ。。

ジョン万次郎博物館にも行きたかったなあ。

 

 

 

昨今坂本龍馬がグラバーと深く関わっていたことと絡めてグラバーの手先で
フリーメイソンの一員として日本の改革に関わったとかという話もみかけますね。

確かに一介の田舎浪人である龍馬が日本中を闊歩し、多くの手紙を残しって
考えると無い話でもないかなと思ったり。

万次郎も救助された捕鯨船の胴元がフリーメイソンで万次郎もまたその一員である
みたいな記事もあったので今回非常に楽しみにしていたのです。

 

そしてその左手には、

 

 

 

 

 

 

 

 

ありましたね〜定規とコンパス。

航海術に長けていたので持たしたのでしょうが、そこにこじつけてるとはいえ
色んな方向から調べてみると更におもしろいですね。

信じるか信じないかは。。。。。

ジョン万次郎おもしろいですから関連本是非読んでみてください。

万次郎と一緒に遭難し、ハワイに残ったまま帰国を拒否した2人の事も
すごく気になってるので今度調べたいです。

 

 

で、再び灯台の見える突端に。

 

 

 

 

昨日より確実にうねりが大きくなりもの凄いサイズの波が押し寄せ轟音が鳴り響いてます。高知の台風の音ですね。懐かしい。

写真ではサイズ感がわかり辛いですが、灯台の高さが18m、断崖の高さが80mですので如何に大きな波かがわかるかと思います。

 

早朝の足摺岬を一通り見学したのでいよいよ大岐の浜へ。
ちょっと厳しい状況になってるかと。クローズの可能性も大です。

 

 

 

 
辛うじてクローズにはなってないですが頭オーバーの強烈なのが入って来てます。チューブも巻いてますね〜。

こんなにいい天気のこの時間に入ってるのがローカル2人って時点でやってる人は想像がつくと思います。

とはいえせっかく来たので入ります。波数が少なめとはいえかなりゲットハード。
相方は途中で諦めました。
ちょっと危険ですからそれも大事な判断ですね。

 

 

 

上の黒い点が私です。
目の前にデカいの来てます。

 

 

波乗りしてるとこの写真撮ったこと無いでしょう?と今回望遠レンズまで
用意してはりきってたM君。

 

 

 

 

 

 

これ波乗り終わってますから・・・

 

 

 

 

これはもう岸に上がって来てるとこですから・・

ということで良い写真は無かったです・・

波乗りしない人なのでしょうがないです。

 

3本乗ったとこで既にかなり疲労してましたがあと1〜2本と思ってたとこで
サメが出たと言うことで急遽クローズに。
千葉とか湘南に出たというニュースは聞いてましたがこっちまで出るとはね。

潔くやめて次の目的地の仁淀川リベンジに。
今日の夕方にはM君が帰京するので飛行機の時間も気にしつつ。

 

その2に続きます。

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.10

4日目 その4

続いてはジョン万次郎のお膝元土佐清水市中浜にある宗田節の老舗
新谷商店」にお邪魔しました。

 

 

 

ここは初代が大正10年に創業、昭和23年から宗田節製造を始めている老舗中の老舗ですね。

4代目の新谷さんに案内してもらいました。
新谷と書いてシンタニではなくニイヤと読みます。

 

 

 

見るからに職人気質溢れる新谷さんです。

年期の入った工房の中を案内してもらいました。

 

 

 

 

 

いや〜良いですね。
一朝一夕にはこの味は出せませんね。しびれますね。
ここは打って変わって手作業がメインの工房です。

僕の趣味のひとつのクラシックスクーターも錆びてボロボロのやつをそのままで
乗っています。
この味は年月が経たないと出ないという言い訳をして外装のレストアはしない派
なのです。ピカピカにするのはいつでも出来る!って言ってますけど実は。
(面倒だし、お金かかるしね)

 

 

ちょうど宗田節に使うメヂカが入荷してました。
高知ではソウダガツオのことをメヂカと言います。
これ全部捌くのはなかなかの手間ですね〜

 

 

 

 

この時期のメヂカは新子(シンコ)と呼ばれ高知でも特に須崎の辺りでは珍重されています。8月の末あたりにシンコ祭りってのもやるみたいです。

 

 

実は山岡さんと新谷さん、ジョン万の田中さんは同級生だそうです。

同級生それぞれが地元の名産の宗田節を使って切磋琢磨してるなんて
良い関係ですね。

 

 

 

 

 

 

先代の新谷さんのお父さんも来てくれました。

工房の説明会をしてくれました。

 

これが薫製室です。

 

 

 

捌いたメヂカを網に並べ3階建て構造になってる巨大な薫製室に入れてじっくり燻すと美味しい宗田節が完成です。

昔は室戸にも鰹節を作ってるところがあったのですがもう全部無くなってます。

レンガ造りのいい建物だったんですけどね。

この辺りも随分減ってしまったらしいです。

残念ですね。

そんな中でも新谷商店は度々メディアにも取り上げられ知名度もどんどん上がって来てるようです。

 

 

 

こちらが主力商品です。

手前の黄色いラベルの卵かけご飯専用極上宗田節はコストが合わないぐらい手をかけて薄削りにしてるようです。

これは「高知の日」に使いたいですね。

土佐ジロー玉子やゆずたまにかけて宗田節だし醤油で。
間違いなく美味しいですね。

鋭い人は気付いたかもしれませんが今日行ったとこの商品のパッケージは
同じデザイナーさんが手がけてるとのことです。
シンプルで良いパッケージです。
同じ地域で統一感のとれたパッケージデザインにするっていうのは
いいことですね。

 

山岡さんが絶賛していた「たこの薫製」は時期じゃなかったので試せませんでしたが、カツオの生節と鯛カマの薫製は試食させていただきました。

薪にうまめがし等上質な木を使っているだけあって良い香りがついてました。

ごちそうさまでした!

 

 

 

 

 

お母さんもいらっしゃったので記念写真です。

お母さんは宗田節を使ったレシピを担当しています。

素朴かつ洗練されたレシピを作ってらっしゃるので間違いなくお料理上手な
お母さんだと思います。

 

夕暮れどきにお邪魔したにもかかわらず丁寧にもてなしていただいてありがとうございました!

 

 

元々波乗りをやっていたけどここ何年かやってないという新谷さん。
今度来た時は山岡さんと一緒に入りましょうね。

またお会いするのを楽しみにしています。
(新谷さんとはこの一週間後に東京でお会いすることになりましたが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車までの帰りに新谷商店のすぐ裏手にあるジョン万次郎の生家も見て来ました。
夕方でもう閉まっていたし、新しく作ったやつだからあまり雰囲気はない感じです。

貧しい漁村で育った万次郎は姓など無かったのですがその後の活躍により
姓が与えられ中浜生まれの万次郎になったのでした。

 

 

 

 

ネコも歓迎してくれたようです。
いやこの目つきは不審者扱いか。。

 

ここで山岡さんとはお別れです。

夜は一緒に酒を酌み交わしたかったのですが、この後夜遅くまで残業があるとの
ことでまた次回のお楽しみにしました。
そんな状況なのに中抜けして案内してもらってすいません・・
ありがとうございました!

今度は波乗りメインで遊びに来ます。

 

 

 

まだ宿も決めてないし、若干明るいので足摺岬まで行ってみました。

 

 

 

 


 

中浜万次郎いましたね。

 

 

 

 

足摺岬の灯台です。

明るいうちに来たかったのですが、火の灯った灯台を見る事もそうそうないでしょうからこれはこれでよしとしましょう。

 

 

安宿も見つかったので土佐清水港のそばにある地元民から愛されてるであろう居酒屋で晩ご飯です。

移動が多かったので昼ご飯も食べてなかったのでした。

 

 

港のそばだけあって魚も美味しかったです。

安くて美味しい店でした。

 

 

この後もかなりおもしろいことがあったのですが表沙汰に出来る話では
ないので割愛。

今日も長い1日が無事終わりました。

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.9

4日目 その3

 

予定より遅れましたが土佐清水市にある「土佐清水元気プロジェクト」さんに
到着しました。

 

 

 

 

案内してくれるのは山岡さんです。

催事で知り合い、お店にも遊びに来てくれました。

 

 

 

 

サーファーである山岡さん。
「お久しぶりです〜」に間髪入れず「今、波いいですよ!先に入りますか!」と
誘惑してくる(笑)

 

 

気持ちが揺らぎながらもちゃんと工場見学のアポも取って用意もしてくれてるので
先に工場見学をさせてもらいました。
ここでは作業場にも入らせてもらうので完全防備します。
この人もテンション上がってます。
ランニングで入らせる訳にはいかないですからね。

 

 

 

 

初めてのエアシャワーにも興奮気味。

結構な風力なんですね〜

 

 

ここはかなり大規模な工場ですね。
最新鋭のマシンも色々入ってます。

エリアごとに都度消毒をして別のエリアに進みます。

衛生管理も徹底してますね。

 

 

 

 

人参のドレッシンングの下準備中です。

邪魔しないようにね。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは小夏のジュレです。

柑橘系だけでなく別のエリアでは魚の加工品も作ってます。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが今大人気で売れ行きを伸ばしてる「宗田だしにんじんドレッシンング」です。小夏バージョンもあり以前サンプルでいただいたのですがどちらも良く出来てます。「高知の日」で販売するのもいいですね。
ドレッシンングは自分で作るのであまり加工品を使う機会はないですがここのを含め、高知の加工品は無添加の物を作ってるところがすごく増えて来てます。
とてもいい傾向ですね。

 

土佐清水元気プロジェクトさんのものは「足摺パイン」「小夏のリキュール」等の
お酒はご用意してますので是非試してみてください。

 

いつか一緒に企画して加工品も作ってみたいですね〜。

 

工場見学らしい工場見学でした。
お忙しい中お邪魔しました!

 

 

 

山岡さんから他にも是非紹介したいところがあると言うので次の目的地へ。

 

 

向かおうとしたのですが、、、

とりあえず海を見に行きましょう!と元気プロジェクトから5分ぐらいにある
高知県西部では有数のサーフスポット「大岐の浜」により道。

 

 

 

 

 

 

ひゃ〜〜〜〜っ!!

 

 

 

ここ大岐の浜は高知県内でもトップクラスにキレイな浜です。

海は県内大体どこもきれいですが室戸のほうと比べると色が淡い感じがします。
砂浜と岩場の差でしょうかね。

 

 

まずは浜に降りて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

駐車場からいい感じの小道を抜けると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや〜きれいですね〜
夕方5時前でこれです。

 

しかも台風スウェルに反応してムネ〜カタセット頭ぐらいのが来てるじゃあ〜りませんか!

売れ行きが好調なのは良いのですが、このところ残業続きで全く入れて無いと言う
山岡さんと2人よだれを垂らしながらしばらく眺めてました。。。

 

 

 

 

 

 

 

波乗りやってる人にはわかると思いますが、これは蛇の生殺しですね〜。
明日の朝イチに楽しみは取っておきます。

2人ともため息にも似たような吐息を吐きながら次の訪問先

(株)ウェルカム ジョン万 カンパニー」の田中慎太郎さんのところへ。

 

土佐清水と言えば、ジョン万次郎こと中浜万次郎ですねぇ。
高知の名士シリーズは後ほど。

万次郎のように世界を又にかけた企業にと 名付けたそうです。

代表の田中さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

高知県民なら知ってる人も多いと思いますが代表的な商品がこれです。

 

 

 

 

 

宗田節が入ってる瓶に普通の醤油を入れておくと、あら!不思議、だし醤油が出来ちゃうんですねぇ。

これ何年か前にお土産かなんかでもらったんですが「その手があったか!」と
かなり衝撃を受けました。

土佐清水の古くからの名産品である宗田節を使った正にアイデア商品!

その後に類似品が多数出て来たようですが、そこは一日の長がある分
他の追随を許してないようです。
単に節を入れてるだけではないのですよ。ちゃんと工夫があります。

もらって嬉しいお土産で高知県で1位、全国でも2位になってるんだと
思います。(確か高知新聞に出てたような)

 

 

 

 

 

 

 

やっと新しい工房が出来たんですよ!と嬉しそうに言っていたのが印象的だった、優しい笑顔の田中さん(田中君と言ったほうがしっくり来る感じです。)お茶をごちそうになっただけでなくお土産までいただいてありがとうございました!

お土産にも入ってた「宗田節おかき」これ相当美味いです。

今日はもう一軒訪ねます。

 

 

その4に続く。