「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.16


7日目

 

引っ張りに引っ張った「ぼくのおとなつやすみ」もいよいよ最終日。
冬になる前に終わりそうで良かったです。

夕方には高知を離れますが今日も早起きしてダメもとで海チェック。

 

 

こりゃ無理だね・・

今回は地元では入れなかったけど已む無し。自然が相手ですからね。

 

 

気を取り直して今日は今回最も訪ねてみたかった所の一つ。
土佐あか牛を放牧で飼育している山口さんのところへ。

 

土佐あか牛は今高知で最も注目されている食材のひとつでは
ないでしょうか。
地元ではあるのですが時間が取れるかどうかわからなかったので
直前にアポを取ってもらいました。

 

昨夜音楽フェスで訪れた佐喜浜町からしばらく山に入って行くと
突然山が開け大草原が現れます。

こんな場所があるとは知らなかったなぁ。

 

 

山口さんです。

 

 

 

土佐あか牛は「褐毛和種」という種類の和牛で、その中でも「褐毛和種高知系」は
2000頭しかおらず、国内和牛180万頭のうち0.1%で「幻の和牛」と言われてるそうです。そのうち年間出荷量が約700頭で和牛生産量のわずか0.2%!で高知県内でも稀少で入手も困難だったりします。

「褐毛和種」は高知系と熊本系の2種があるようですね。

ここ数年の赤身肉の人気もあって旨味の強い赤身と程よい霜降りで
バランス良いあか牛の人気は跳ね上がり値段もまぁ跳ね上がってます。。

 

山口さんはその希少なあかうしをより自然に近い状態で育てたいと放牧にこだわって飼育しています。

 

 

 

 

早速牧場を見学させてもらいました。
なんか不審者が来たなと警戒気味なあか牛たちでしたが
好奇心旺盛な仔牛が興味を示してきました。

 

 

ん、、

 

 

 

近づいて来た。

 

 

 

 

 

 

近い近い。

生後数ヶ月ぐらいでしょうか。人懐っこいですね。

 

 

 

 

親牛もまつげが長くてかわいいです。

気性も穏やからしいですが優しい顔してますね。

 

 

 

この山奥の静かな環境でのんびりとストレス無く育ったらより穏やかになるのかもしれませんね。
せっかくI社のE君から貸してもらったTHETAで360°の写真を撮ったのを見せたかったのですがアップがうまく出来ないのでとりあえず静止画で。後日修正します。

ここでフェスやイベントやるのもおもしろそうだなぁとちょっと思いましたが
あか牛の迷惑になるのでやめましょう。

 

 

 

牧場の隅に何かの象徴のように建ってる木組み。

何かと思ったらあか牛の日よけの休憩所だったのですが先日の台風で屋根が吹っ飛ばされたらしいです。

厩舎も被害が出ていて修理中の忙しい中時間を取ってくれたみたいです。

すみません。。

 

 

 

山口さんには今度帰って来た時にはここでBBQをやろうと誘っていただきました。突然のアポで訪問したにも関わらず山口さんも気のえいおんちゃんでしたね。
信吾さん信吾さんと慕われてるのが良くわかりました。
まぁあまり年の変わらない僕も十二分におんちゃんですがね。

山口さんまた遊びに来ますんでよろしくお願いします!
お土産までいただきありがとうございました!

ここには書けないオフレコの話が1番おもしろかったです(笑)

佐喜浜面白いなぁ。

 

さて最後にもう一件顔出してから帰ります。

 

その2に続く