「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.17


7日目 その2

 

最後に訪問したのは「うみ路」の蜂谷君。

 

 

 

岡山から室戸に移住している蜂谷君は海洋深層水を使ってスジ青のりやトコブシを養殖しています。うちでも去年から使っているので馴染みのかたも多いですよね。

この仕組みで学生時代に学生ビジネスプランコンテストで文部科学大臣賞を受賞しているそうです。凄いですね〜。何度か見学させてもらいましたが確かに面白い方法で養殖しています。

詳しく知りたいかたはこちらをどうぞ。

四国びと

ここも最近は帰る度に邪魔しに行ってます。
いつも邪魔しに行ってるのでそのうち怒られそうです(笑)

室戸を元気にしようと奮闘している蜂谷君。
でもぼくのことが苦手なんでしょう。なかなか心を開いてくれません(笑)
本人は否定してますが(笑)

いいんですよ。ぼくあまり人に好かれるほうではないですから。
若いころから自覚しております。

また邪魔しに行くけどね!

 

さて今回の訪問は以上でおしまい。
まだ行きたかったところは多々ありましたがまたの機会のお楽しみとします。

天気も良いので帰る前に「室戸スカイライン」の頂上から。

 

 

 

300°近く(多分)海が見渡せる眺望です。
室戸岬がいかに尖ってるかがわかりますね。

ここもTHETAで撮ったのですが・・後で差し替えます。

 

 

 

日本に5カ所しかない第一等フレネル式レンズを備えた室戸岬灯台。

光達距離26.5海里は日本一です。

 

 

マニアにはそこそこ有名な廃墟レストラン。
「スカイレスト ニュー室戸」です。ニューって付いてるけどもちろん旧は無かったと思います。

自分で写真撮ると変なモノが写りそうなので写真は拝借。

ハウルの動く城(観てないが)を思わせる当時としては斬新なデザイン。
いや、当時だからこその70’sデザインなのかもしれない。

 

 

見る方向によって表情を変える不思議な建物。

こんな写真まで(笑)

 

 

ぼくが幼少の頃出来たのですが確か数年で閉鎖。一度も行くことは無かったですが
今思えば一度くらい行ってみたかったなぁ。
当時はスカイラインが有料で700円ぐらい取られてたので利用者は少なかったでしょう。自転車でも50円だか100円だか取られてましたね。
料金所の先に階段で登れる入り口があったのでどうしても登りたい時はそこから入ってたような気がします(笑)

建設費を回収したいがために高い料金設定をして利用者が増えず、当時有人の料金所だったので人件費すらまかなえず料金所自体が数年で閉鎖して無料化するという
典型的なダメなパターンのお国仕事ですね。

今ここを再建したら面白いのだろうけど、築40年以上かつ過酷な自然環境下で躯体自体がやられてるだろうし難しいだろうなぁ。外観をあまり崩さず建ってるほうが不思議なくらいかもしれません。
オバケも出ちゃうだろうしね。

果敢にも内部に入ってレポートしてる人もいるのでリンクは貼りませんが気になる人はググってみてください。
ぼくは近づきません。

あまりちゃんと調べたこともないので何年にどこが母体で建てられて誰が設計者なのか、どんな料理を出してたのか調べてみたいと思います。
当時の写真もほぼ見かけたことがないし、回りで行った事があるって人もいない気がします。

全く書くつもりが無かった廃墟レストランの事をなにかに導かれたように長く書いてしまいましたが「ぼくのおとなつやすみ」はこれで終了です。

 

2ヶ月以上経過しましたが色んな人に迷惑かけつつもほぼ高知の端から端まで
巡った7日間は今でも鮮明な記憶となって残っています。
お世話になった皆様に心から感謝いたします。
ありがとうございました。またご迷惑をかけに遊びに行きますので懲りずにお相手お願いします。

 

あと今回何度か名前が出て来たなんとかダイニング。嬉しそうに話してる人もいたのであえてなにも言わなかったですがぼくにはあまり良い印象はありません。
なんとなくですが。備忘録として残しときます。

 

 

 

 

最後は崎山で炎天下の中、畑作業をしていたおばあちゃん。
道を聞いたら畑の畝をびっくりするぐらいの身軽さでひょいひょいと飛び越えて
汗だらっだらで丁寧に道を教えてくれました。
あまりにかわいいおばあちゃんだったので写真を1枚と言うと
「いや〜はずかしいっちゃ〜」と。高知の女の人はだいたいこのセリフを言ったあと満面の笑みで答えてくれます(笑)

おばあちゃん。ちゃんと水分取りよ!

 

 

 

 

「ぼくのおとなつやすみ」を最後まで読んでくれた希有な方ありがとう
ございました。「ぼくの○○ふゆやすみ」(未定)をお楽しみに。

 

 

 

さて今後ブログは何を書けばいいのだろう・・