5日目 その1
シルバーウィークも終わりなつやすみどころかあきやすみも終わってしまいましたが「ぼくのおとなつやすみ。」はまだまだ続きます。
今日も朝5時起床。毎日早起きである。
朝イチで波乗りにと思ってはいたのですがやはりゲストのM君の意見も
尊重しないとなという事で、意見を聞いてみたところ、明るい時の足摺岬に
行きたいとのこと。
確かに昨日は薄暗くてあまりちゃんと見れなかったのでまずは足摺岬に。
今日も良い天気です。
さてここで温存してきた高知の名士シリーズ「ジョン万次郎」こと「中浜万次郎」です。
万次郎も龍馬伝ではうちを贔屓にしてくれてるあの人がやってましたね。
正直万次郎も高知ではそう多くを語られる事が少ないように感じますが、
これが調べ出すとおもしろいおもしろい。
貧しい漁師町に生まれ、家を出て宇佐(先日訪れたとこですね)の漁師になり
遭難し、鳥島に漂着してるところをアメリカの捕鯨船に助けられハワイに。
そこから船長に気にいられ日本人で初めてアメリカ本土に上陸し学問を学び、
世界中を航海した後に日本に戻り、通訳として活躍、しかしスパイ容疑もかけられとざっとこんな感じですが、調べれば調べるほど興味深い。
昨日中浜の生家近くにジョン万次郎で大河をという看板を見かけましたが
充分おもしろい大河ドラマが撮れると思うのですが、多分やらないだろうなあ。。
ジョン万次郎博物館にも行きたかったなあ。
昨今坂本龍馬がグラバーと深く関わっていたことと絡めてグラバーの手先で
フリーメイソンの一員として日本の改革に関わったとかという話もみかけますね。
確かに一介の田舎浪人である龍馬が日本中を闊歩し、多くの手紙を残しって
考えると無い話でもないかなと思ったり。
万次郎も救助された捕鯨船の胴元がフリーメイソンで万次郎もまたその一員である
みたいな記事もあったので今回非常に楽しみにしていたのです。
そしてその左手には、
ありましたね〜定規とコンパス。
航海術に長けていたので持たしたのでしょうが、そこにこじつけてるとはいえ
色んな方向から調べてみると更におもしろいですね。
信じるか信じないかは。。。。。
ジョン万次郎おもしろいですから関連本是非読んでみてください。
万次郎と一緒に遭難し、ハワイに残ったまま帰国を拒否した2人の事も
すごく気になってるので今度調べたいです。
で、再び灯台の見える突端に。
昨日より確実にうねりが大きくなりもの凄いサイズの波が押し寄せ轟音が鳴り響いてます。高知の台風の音ですね。懐かしい。
写真ではサイズ感がわかり辛いですが、灯台の高さが18m、断崖の高さが80mですので如何に大きな波かがわかるかと思います。
早朝の足摺岬を一通り見学したのでいよいよ大岐の浜へ。
ちょっと厳しい状況になってるかと。クローズの可能性も大です。
辛うじてクローズにはなってないですが頭オーバーの強烈なのが入って来てます。チューブも巻いてますね〜。
こんなにいい天気のこの時間に入ってるのがローカル2人って時点でやってる人は想像がつくと思います。
とはいえせっかく来たので入ります。波数が少なめとはいえかなりゲットハード。
相方は途中で諦めました。
ちょっと危険ですからそれも大事な判断ですね。
上の黒い点が私です。
目の前にデカいの来てます。
波乗りしてるとこの写真撮ったこと無いでしょう?と今回望遠レンズまで
用意してはりきってたM君。
これ波乗り終わってますから・・・
これはもう岸に上がって来てるとこですから・・
ということで良い写真は無かったです・・
波乗りしない人なのでしょうがないです。
3本乗ったとこで既にかなり疲労してましたがあと1〜2本と思ってたとこで
サメが出たと言うことで急遽クローズに。
千葉とか湘南に出たというニュースは聞いてましたがこっちまで出るとはね。
潔くやめて次の目的地の仁淀川リベンジに。
今日の夕方にはM君が帰京するので飛行機の時間も気にしつつ。
その2に続きます。