日別アーカイブ: 2015年9月12日

「ぼくのおとなつやすみ。」~高知の人と食を巡る旅~ vol.8

4日目 その2

 

ロカヴォを離れ、次の目的地高知の最西端土佐清水市に向かう前に同じく梼原町にある雲の上ガーデン代表の町会議員の下元さんのところへ。

 

町を挙げて取り組んでいるキジの飼育を是非紹介したいと言われてたのです。

梼原町は雲の上の町と称して行政も含め色々な取り組みをしています。

雲の上ホテルや雲の上レストラン等様々な雲の上シリーズがありますね。

移住者誘致にも積極的に取り組んでますので田舎暮らしに憧れてる方
どうでしょう。

坂本龍馬脱藩の道というのもこの辺りのウリのひとつです。
この辺りの山道を越えて龍馬が脱藩したそうです。

隈研吾の建築もそうですが他にも見たかったとこがあったのですが今回は
諦めて次回のお楽しみにします。

 

早速下元さんに連れられ梼原町雉生産組合の組合長西村さんのとこへ。

 

 

 

 

右が下元さんです。下元さんは Uターン組です。

西村さんから国内でも珍しいキジの飼育生産について色々と説明を聞きました。

子供の頃には野生のキジも食べたことはあるのですが今では生息数もだいぶ
減って来てるようです。
キジの食文化を遺すと言う意味でも面白い取り組みです。

他の地域ではどうだかわかりませんが、地元では結構な割合で床の間にキジの剥製を飾ってる家がありました。多分うちには今もあります。

 

スタンプラリー的な感じで町の飲食店を挙げてのイベントもやっているそうです。

 

 

 

 

室戸だと金目鯛でやってますね。

高津さんは移住組なので気付かなかったのですが、この辺りになると
方言が全く違ってきます。
西のほうの幡多地方は土佐弁ではなく、幡多弁と言われる方言になります。

土佐弁より柔らかくて優しい感じですね。
京から平家の落ち武者がどうたらとかの話も聞いた事はありますが
真偽のほどはどうなんでしょう。
福山雅治のヘタクソな土佐弁に少し似てるのかも知れません。

脱線しましたが

キジの試食をさせてくれるとの事で近くのFarm&Cafe「D’aPan屋」〜だっぱんやさんに。

 

雄と雌で肉色、肉質が違いますね。

 

 

 

 

雌のほうが肉質が柔らかく旨味も強め。雄のほうは肉質固めでしっかりとした
歯ごたえが楽しめます。
まぁだいたい世の中雌のほうが優位に出来てるものです。

 

ささみをさっと表面だけ火を通したやつです。

 

 

 

 

モモ、ムネ、ハツ、レバーのソテー。
シンプルに塩だけで試食させてもらいました。

 

 

 

ここのシェフきちんとした仕事してますね。

ここでも写真がないですが・・ガラから取ったスープも良い出汁が出ていました。

「高知の日」でも紹介したいですね。

もっとお話を聞きたいとこでしたが、次の土佐清水までは3〜4時間かかるので
出発。

下元さん。ご案内ありがとうございました!
慌ただしくてすいません。

 

仁淀川を下流から登ってきましたが、今度は四万十川を上流から下って行きます。

沈下橋が見えてきました。

 

 

 

 

仁淀川には沈下橋が19橋、四万十川には本流に21橋、支流に26橋あります。
これだけ沈下橋が多いってことはそれだけ水位が上がる事があったって
ことですね。

旅行前に仁淀川と四万十川の沈下橋を全て回るのも面白いなと思い調べたら
この数だったので早々に断念しました。。

いつかやってみたいですね。

とりあえずひとつはちゃんと見ておきます。

 

 

 

 

おぉっ!狭い。
落ちることは無いでしょうが欄干が無いのでプレッシャーはかかります。

車からだとこんな感じ。車は到底すれ違えないですが自転車ともすれ違い
たくないですね。

 

 

 

 

のどかで良いですね〜

 

 

 

 

四万十川にも入りたいとこですがここは我慢。
目的地に急ぎます。

 

 

天気が良いと長距離の運転も気持ちいい。

 

 

 

 

こっちだと夏でも基本エアコン無しで窓全開で走ります。

東京じゃあまりやりたくないですからね。
時々臭〜いのにやられることはありますけど。

四万十川の下流に四万十市(かつての中村市)があります。
四万十町とかなんでもかんでも四万十にするのもどうかなと。
ちゃんと意味のある昔の地名のままでいいと思うんですけどね。
あっちもこっちも地名が変わってるので地名だけだともうさっぱり位置がわかりません。

 

約3時間半でまもなく高知最西端土佐清水に到着です。

 

その3に続きます。